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ネカ美術館とは?
絵画コレクターとして有名なネカ氏が所蔵していたバリ絵画の名作を6つのテーマで展示しているのが『ネカ美術館』です。
ネカ美術館ではバリ絵画の原点から、その後の歴史を辿ることができ、テーマ別の展示された6つの棟で時代ごとに変遷してきたスタイルをみることができます。
第1展示館では伝統的なバリ絵画を展示し、カマサン、ウブド、推移期、バトゥアンの4つのスタイルに分けられ、ジャワ王朝文化やヒンドゥー教の影響、オランダ統治がもたらしたヨーロッパ絵画の手法も絵画の中にみることができます。
第2展示館ではオランダ出身のアリー・スミット氏のバリ島の風景をモチーフにした絵画が展示され、鮮やかな色彩で力強く描かれた作品が展示されています。
第3展示館ではアメリカ人のロバート・コーク氏のバリの舞踊や芸能などを切り撮った写真を、第4展示館から第6展示館ではバリの代表画家やインドネシア人画家の作品を展示し、古典的技法から現代画風まで様々な作風とバリ島の歴史を絵画の中にみることができます。
じっくり見ると大体2時間ほどは必要となりますが、バリ島の芸術に触れてみるのもいいかもしれません。