バリ語とは｜バリ島用語集｜バリ王

インドネシアの公用語はインドネシア語となりますが、バリ島ではバリ人同士の会話には『バリ語』が使用されます。
バリ語は、バリ島、ペニダ島、ロンボク島西部また10世紀以降、東ジャワの影響を強く受けていることから、ジャワ島東部でも使用される言語です。
日本語と同様にバリ語にも敬語があり尊敬語や謙譲語がありますが、日本語よりもはるかに複雑で動詞だけではなく名詞にも敬語を表す単語がたくさんあります。また、バリ島にはカースト制度があるので、自分より上位のカーストの人と話す時はカースト制度に従った言葉で話さなければなりません。公用語のインドネシア語は発音や読み方もローマ字読みに近く、文法もシンプルで世界一かんたんな言語と言われていますが、バリ語の発音は日本人には発音しづらくインドネシア語と比べると非常に難しいです。

バリ島は観光地なので、インドネシア語ももちろんのこと、英語を通じるところも多いです。バリ島にいる人々はとてもフレンドリーなので、ちょっとしたインドネシア語やバリ語で挨拶するだけでも大変喜んでくれます。挨拶する際は手を胸に合わせて言うのがより丁寧です。快適なバリ島旅行にするためにも、挨拶のフレーズを覚えておくと便利です。