コーランとは｜バリ島用語集｜バリ王

『コーラン(クルアーン)』とは、イスラム教の聖典。

コーランは、『誦まれるもの』を意味し、全て神(アッラー)の言葉であり、アラビア語で書かれたものをそのまま記したもので、アラビア語は聖なる言葉とされ、翻訳したものは聖典としては扱われません。そのため、アラビア語を母国語としない人も、アラビア語のままコーランを誦みます。

ムハンマドは、570年頃にメッカで生まれた実在の人物です。
預言者ムハンマドが610年から死に至るまでの22年間に神(アッラー)から受けた啓示を、彼の死後20年ほどしてから人々が書物にまとめました。
全部で114章あり、各章は節に分かれています。
長い章から順に配置されていて、コーランを覚える時には、後ろの章から始めるといいます。
コーランの何節かは覚えているのが普通ですが、世界中には全文を丸暗記している人もいます。イスラム教徒は子どもの時から、学校でコーランの内容を学び母国語でない人達でもアラビア語を話せたり、理解できる人が多くいます。