クバヤとは｜バリ島用語集｜バリ王

クバヤはインドネシアの女性が正装するときに着る上着です。クバヤはインドネシア全土にありますが、島によってデザインがそれぞれ異なりバリ島の女性も他の島とはちょっと違ったデザインの物を着ています。

バリ島では、2メートルほど生地を買って採寸の上で仕立ててもらうオーダーメイドのクバヤが主流です。既製品のクバヤもあるにはあるのですが、サイズのぴったりしたオーダーメイドのクバヤの方がバリ島の女性には人気です。

バリ・ヒンドゥー教には儀式や祭礼が多いことで大変有名ですが、お寺の創立記念のお祭りオダランや善が悪に勝利したことを記念するガルンガンの日には多くの女性がクバヤを新調して正装します。伝統衣装とはいえ、やはりバリの女性もオシャレですからクバヤにも流行があり、みんなが新調する儀式の周期でそのシーズンの流行が決まるようです。
クバヤを着る時にはカインと呼ばれる腰巻き布や腰帯のスレンダンを組み合わせますが、生地やデザイン、色で女性たちは自分のセンスをアピールしています。クバヤやカインの生地が買えるお店は、デンバサールに集中しています。他の村にもお店はありますが、デンバサールの、特にバサール・クンバサリエリアにはたくさんの生地のお店が並んでいて値段も安く売られています。