プラキ寺院とは｜バリ島用語集｜バリ王

プラキ寺院はバリ島の西部にある寺院です。ここではサルが聖獣とされているため、カニクイザルたちに多く出会えます。サルたちは人に慣れているので、いろいろな姿を間近で観察することもできます。顔立ちが違うサルたちが楽しめます。

プラキ寺院とムランティン寺院にはジャワの高僧にまつわる共通の伝説があります。この伝説はジャワの高僧が妻と3人の子供と旅をしていた時、1人の娘が家族とはぐれてしまったことから始まります。

この娘がはぐれたときに強姦されてしまったことを恥じ、再会した父にムランティン寺院で精霊にしてもらえるように懇談し、精霊となりました。その後、高僧は妻と2人の子供とともに旅を再開しましたが妻も旅の疲れのために現在のプラキ寺院のある場所で倒れてしまったため、妻はここで娘と同じく精霊にて欲しいと頼み、精霊となりました。このような母娘が精霊となった伝説があることから、プラキ寺院とムランティン寺院を一緒にお参りする人も多いです。