カマール・マンディとは｜バリ島用語集｜バリ王

バリ島に行くと、カマール・マンディという部屋があります。これは直訳すると「水浴びの部屋」という意味で、バリ島独特のお風呂とトイレが一緒になった部屋です。カマール・マンディの外観は日本の和式トイレにとてもよく似ています。しかしトイレットペーパーや水洗のレバーはなく、水を溜めた水槽のそばに小ぶりの手桶が置かれています。バリ島式のトイレでは、用を足した後は溜めた水を手桶にとって洗う習慣があります。

この時に注意しなければならないのが使う手です。右手はご飯を食べる時に使うので、カマール・マンディでは必ず左手を使わなければならないのです。そして、最後に手桶の水を便器に流すと洗浄できる仕組みです。

このカマール・マンディは、ワルンと呼ばれる地元の食堂やリーズナブルな宿にありますので使い方を覚えておくと安心です。暑いバリ島では川でのマンディ(水浴び)も盛んに行われますが、カマール・マンディでも人々は行水を楽しむようです。