トパティとは｜バリ島用語集｜バリ王

『トパティ(Tohpati)』はバリ島の中でも伝統工芸が発展している村の名前です。
バリの中心から車で1時間程度の場所にトパティはあります。この村ではバティックという伝統工芸の製品を多く作っています。
バティックはオイルペインティングで、日本の染色法に当てはめるとろうけつ染めにあたります。バティックは蝋を使って染めたい模様の縁取りをしたあとにその中を彩色するという形で布に色を染めていきます。

染めたあとに蝋を落とし、布に色を定着させて仕上げます。なお、この染色法で使うろうはミツバチから採取する蜜蝋です。バティックはバリ島独特のモチーフを組み込んで制作される場合もあります。
トパティの中にはバティックを販売している店が多くあります。これらの店は値段交渉次第で販売してくれることもあります。また、バティックを使った小物もおみやげとして購入できるほか、女性用のワンピースや男性用のシャツなども販売されています。